2010年10月22日金曜日

オスグッド病

当院が得意とするオスグッド・シュラッター病について当院の考えをまとめてみました。

●オスグッド病の症状
小学生から中学生のスポーツをしている子供が発症しやすいスポーツ障害。
野球やサッカーなどの激しいスポーツをしている男子に特に多い。

膝のお皿の下(脛骨粗面)に痛みが出る。
お皿の下の骨が盛り上がることが多く(脛骨粗面の隆起)強く押すと痛みを感じます。
通常は走る・しゃがむ動作で痛みが出る事が多いですが、重症になると歩行時や座っているだけでも痛む場合もあります。
重症化すると脛骨粗面の剥離骨折を伴う場合もあります。

●オスグッド病の原因

一昔前は成長痛と言われ、成長が止まるまで治らないとされてきました。
最近は一般的には太腿の前側の筋肉(大腿四頭筋)が使い過ぎ(オーバーユース)により牽引力がかかりすぎて、お皿(膝蓋骨)を介してその筋肉の骨への付着部である脛骨粗面に負荷がかかりすぎて炎症が起きたり、軟骨が剥がれる事によって痛むと言われています。













●オスグッド病の治療
整形外科での治療は主に

・安静の指導
・サポーターの装着
・湿布
・アイシング
・温熱療法
・ストレッチの指導
・痛み止め

こういうケースが多いようです。
剥離骨折がある場合は手術をするケースもあります。

私の感覚からすると、このような治療は根本的な原因に積極的にアプローチしているとは思えません。回復までにはかなりの時間がかかるのではないでしょうか?


--------------------------------------


●堺自然整体院の考え方
オスグッド病がオーバーユースが一番の原因である事は間違いありません。
しかし、一般的に言われているような大腿四頭筋が原因だとは限りません。
堺自然整体院では過去にとてもたくさんのオスグッド病の患者さんを見てきましたが、重症になればなるほど原因は多数見つかります。
膝関節の軸のズレ、身体の歪み、膝蓋靭帯、腓骨、ハムストリング、股関節、骨盤、下腿、足部、腰、ストレス、etc・・・
独自の理論もあるのでHPではあまり詳しく原因を書く事はできませんが、オスグッドの症状はかなり画一的ですが、原因は人によって様々です。
私も昔は大腿四頭筋をメインに施術していましたが、それではどうしても戻ってしまうことが多かったです。勉強を重ね試行錯誤することでより短期間で回復させる事ができるようになってきました。

●当院の施術
前記のように人によって様々な原因があるので、画一的な施術ではありません。
抽象的になりますが下記のような施術を行います。
施術では痛い事や無理なことは一切行ないません。

・身体全体の歪みを取る。
・筋肉の緊張を取る。
・膝関節軸のズレを修正する。
・傷んだ膝蓋靭帯等の組織を修復する。

・運動や日常生活の注意。
・自己療法の指導。


オスグッドの施術では、その場で大幅な痛みの改善を実感していただけます。
 初回施術後に痛みが全く無くなることもごく普通の事です。

なかなか治らずに病院や接骨院に通っている方や、試合までに何とかしたい方は だまされたと思って一度来てください。後悔はさせません!



●通院期間
軽い人なら1,2回で完全に良くなる人もいてます。
通常は5回前後で回復します。
重症の人や腰などに深い原因がある場合は時間がかかる場合もあります。

通院間隔は週に1,2回くらいが目安で、回復を急がれる場合は詰めて通っていただいた方が早く回復します。

●再発について
痛みが完全に取れ、私がOKを出した場合は多くの人は簡単には再発しません。
(稀にあるので絶対とは言い切れませんが)
その後の通院も必要ありませんが、ストレッチ等の身体のケアはしておいてください。

オスグッド病なら 大阪-堺自然整体院

2010年10月17日日曜日

百舌鳥八幡宮 月見祭

ちょっと書くのが遅くなりましたが、
9月25日に百舌鳥八幡宮の月見祭に行ってきました。

「ふとん太鼓」って聞いたことがない人も多いと思います。

ふとん太鼓とは、太鼓を仕込んだ台の上に朱色の布団をちょうど五枚重ねたような作りをした布団飾りからなります。(お神輿に近いです)
高さは約4m、総重量は約3トン。

ふとん太鼓には小学生が8人、屋根に大人が2人乗り込んで70人くらいでかついで練り歩きます。揺らしながら練り歩くので肩には瞬間的に150kgもの力がかかるそうで、100~200mで担ぎ手は交代します。
しかも台車で引いたりせずに自分の町から神社までずっと人が担ぐそうです、遠い町は大変ですね~!

いくつもぶら下がった房をいかに美しく大きく揺らせるかがふとん太鼓運行の大きなポイントとなるそうです。


写真は赤畑町のふとん太鼓。赤畑は今年80年ぶりに新調したそうです。











百舌鳥八幡の月見祭は300年以上続き、旧暦の中秋の名月に合わせて行われます。
ふとん太鼓の祭りの中でもかなり盛大なほうで、親大鼓9台、小太鼓8台が集います。25日の宮入りは8万人の人出だったそうです。

今年は少し冷え込んだので月見祭にぴったりの素敵な月でしたね~


私の出身の中学は校区の半分が祭りのエリアだったのですが、私の実家はそこに入ってなかったので同級生が担いでいるのを見て羨ましかったのを覚えています。

盛り上がるのは宮入りで、夜はライトアップされるのでとても綺麗です。
特に神社の階段を3トンの太鼓が一気に上る様は圧巻です。
ぜひ階段周辺で御覧ください!

うちも今は住所が「百舌鳥夕雲町」と百舌鳥のエリアなので、
(町名に百舌鳥とつく町の中でうちの町だけ祭りに参加してません・・・)
ぜひ子供にも見せてあげたいと思い25日は仕事を少し早めに切り上げて見に行きました。





子供には初めて見るふとん太鼓はかなり衝撃だったらしく、寝るまでず~っと「べ~らべ~らべらしょっしょい」(祭りの掛け声)と言ってました。(笑)

南大阪はだんじりが全国的に有名ですが、ふとん太鼓もなかなかのものです。
見たことがない方はぜひ一度足を運んでみてください!

大阪-堺自然整体院