日曜は秋を満喫しに、
日本百名山・日本百景・秘境100選、特別天然記念物等、
数々の冠がつく奈良県の大台ケ原山(1695m)へハイキング。
何と言っても紅葉のピーク。
到着が遅れると駐車場への山道に車を路駐することになって、
3kmくらい下から歩いて上がらないといけなくなる事もあるようです。
今回は混雑を避けるため堺自然整体院を23時出発で、
車にシュラフとマットを積んで車中泊して行ってきました。
大台ケ原は山をぐるっと一周するコースがメインで、
約8kmを4時間くらいかけて歩きます。
このくらいの高さの山にしては珍しく高低差があまり無い上に、
コースの半分くらいは木道が整備されているので、ハイキング感覚で行けます。
(後半のシオカラ谷に急な坂道がありますが、避けるルートもあります)
参考
ヤマレコ
地図
大台ケ原ビジターセンター
自然や生き物についての資料の展示があります。
駐車場の付近には旅館やお土産店や食事処もあります。
この日は、日の出前に駐車場が満車になった様子。
大台ケ原はトウヒという樹木の白骨林が有名で、至る所に立ち枯れた木があります。
50年前は鬱蒼と苔むした森だったのに、
台風による倒木
↓
人の手で倒木の搬出
↓
地表に日光が当たる
↓
笹が生える
↓
笹を好物とするシカが増える
↓
シカが樹皮や新芽を食べる
↓
木が枯れる
↓
更に笹が増える
↓
悪循環の完成
こんな経過を辿って笹だらけのこんな姿に。
一昔前の写真だともっと立ち枯れた木が多かったのに、
近年は白骨林も倒壊して数が減ってきた様子。
数十年後には笹だけの山になってるかもです。
紅葉と言えばモミジですが、標高の関係か、
ここではシロヤシオの紅葉とブナやナラの黄葉が見事でした。
山頂の日出ヶ岳
大台ケ原は屋久島に並ぶほどの日本有数の多雨地帯で
大阪の3倍雨が降るそうだけど、今日は見事な秋晴れ!
熊野灘も良く見えます。
大台ケ原のハイライト、大蛇嵓(だいじゃぐら)
写真では分かりにくいけど、滑りやすい下り坂の岩盤。
鎖の下は800m以上の断崖。
子供が滑ったら簡単にすり抜けそうな鎖。
結構なスリル感で、大人でも先端まで行けない人続出・・・(^_^;)
遠くには大峰山脈の山々が見えます。
先端までいくと見える、崖から突き出た岩が大蛇嵓
絶景~!!
この感覚は写真では絶対に伝わらないので、一度行ってみてください!
山頂付近は紅葉も終わりかけでしたが、帰りの道中の方が紅葉はピークだったかもしれません。
パッチワークのような山々。
この時期の大台ケ原ドライブウェイは、絶景ポイントも多くオススメです(^^)
爽やかな秋晴れの絶好の気候で、
どこで写真を撮っても絵になるような絶景だらけの山歩きは、
ほんと~~に気持ちが良かった!(^^)
この日に来ていたMBSの大台ケ原の特集がとても分かりやすくまとまっています。
大蛇嵓で恐恐と先端まで下りるのを
ちょうどMBS(TV局)のカメラが撮ってくれてたので、
もしかしたら親子揃って全国デビューか!?と思ったけど、
放送に使われませんでした(^^ゞ
※トイレの注意点
ここでは、トイレは駐車場にしかありません。
子供には携帯トイレを持って行ってたのですが、
隠れる所が無い上に、コースアウトできないコースと、
絶え間なく往来する人のおかげで、
混雑時は携帯トイレを使うのが困難かも知れません。
女性の方はご注意くださいね~!
子供連れで山を歩いていると、年配の人から子供に
「頑張れ~」「えらいね!」と
声をかけてもらう事が多々あります。
子供にとってはこれが結構な活力になるようで、
疲れている時にはほんとありがたいものです。(_ _)
おかげで、うちよりも小さな子を見るとつい声をかけてしまう。
応援はしてもされてもお互いに嬉しくなりますね~( ´ ▽ ` )ノ
堺自然整体院
2015年10月21日水曜日
秋祭り
ちょっと投稿が遅れましたが、
百舌鳥八幡のふとん太鼓
鳳のだんじり
2週続けて堺の二大秋祭り(?)を見てきました。
ふとん太鼓が行われる百舌鳥八幡宮は、
堺自然整体院からは徒歩10分くらいで行ける距離です。
いつもは神社内で宮入りを見ることが多いのですが、
今回は娘の友達家族に連れられて、
中百舌鳥の太鼓が神社まで練り歩いてくるのを追いかけてみました。
国道310号線を封鎖して歩けるのは中々の気持ちよさです(´^ω^)
翌週は鳳のだんじり
堺自然整体院は以前は鳳自然形体院という院名でやっていて、
JR鳳駅の駅前で開業して5年以上仕事していました。
3年目くらいで鳳駅前再開発計画の話が出てきて、
院が入ってた建物は間違いなく立ち退きだったので、
早めに引っ越すことにしました。
久しぶりに来た鳳は再開発で駅前の雰囲気はかなり変わってたけど、
路地を入ると懐かしさがあちこちに。
開業当初は苦労もたくさんしたので、町を歩くのはとても感慨深いものです。
当時は祭りの日も普通に仕事をしていて、
院の裏を地車が駆け抜けるたびに建物が揺れてましたね~
交通規制で患者さんが来れなかったり、
仕事終わって帰ろうとしたら、自転車通れなかったり。
当時はあまり興味が無かったのに、離れてから興味を持つとは面白いものですね。
なので、鳳のだんじりをまともに見るのは今回が初めて。
大鳥大社
1200年近く続く由緒ある神社で、
かつては和泉国一宮、官幣大社という最高ランクの神社だったそうです。
大鳥造という建築様式の名前がつくくらいなので、
かなりの歴史と格式があるんですね~
初詣の時には凄い行列ができて、かなり待つ事で有名です。
鳳のだんじりは、てっきり大鳥大社に宮入りするのかと思ってたのですが、
実は境内の中にある美波比神社に宮入りするそうです。
調べて見ると、鳳のだんじりは・・・
・岸和田に次いで人出が多い。
・岸和田よりも古くからやっている。
・だんじり発祥の祭。
現在の堺市では北の地域がふとん太鼓、
南の地域がだんじりっていう傾向がありますが、
昔はどこでもだんじりをやっていたそうです。
だんじり同士の争いで死傷者が出てしまい、
だんじり禁止令が出て、
ふとん太鼓になったそうです。
そんなに大きなお祭りで、歴史もあるなら十分観光資源になりそうですね。
地元の人だけで楽しむのはちょっともったいない。
ウイングス前のパレード。
人出が多いだけに、見る場所を考えないと、子供連れだとキツイです。
彫り物
だんじりの内部にはとっても凝った彫り物があって、見ていて飽きません。
曳航中はそばに寄れるチャンスは多くないでしょうが、
地元で休憩している時にはかなりじっくりと見ることができます。
だんじり1台1億円とも言いますが、これだけ凝っているとそりゃお高くなりますよね~
だんじり好きの人によると、
彫り物見てるだけでご飯3杯食べれるそうです(笑)
堺自然整体院
百舌鳥八幡のふとん太鼓
鳳のだんじり
2週続けて堺の二大秋祭り(?)を見てきました。
ふとん太鼓が行われる百舌鳥八幡宮は、
堺自然整体院からは徒歩10分くらいで行ける距離です。
いつもは神社内で宮入りを見ることが多いのですが、
今回は娘の友達家族に連れられて、
中百舌鳥の太鼓が神社まで練り歩いてくるのを追いかけてみました。
国道310号線を封鎖して歩けるのは中々の気持ちよさです(´^ω^)
翌週は鳳のだんじり
堺自然整体院は以前は鳳自然形体院という院名でやっていて、
JR鳳駅の駅前で開業して5年以上仕事していました。
3年目くらいで鳳駅前再開発計画の話が出てきて、
院が入ってた建物は間違いなく立ち退きだったので、
早めに引っ越すことにしました。
久しぶりに来た鳳は再開発で駅前の雰囲気はかなり変わってたけど、
路地を入ると懐かしさがあちこちに。
開業当初は苦労もたくさんしたので、町を歩くのはとても感慨深いものです。
当時は祭りの日も普通に仕事をしていて、
院の裏を地車が駆け抜けるたびに建物が揺れてましたね~
交通規制で患者さんが来れなかったり、
仕事終わって帰ろうとしたら、自転車通れなかったり。
当時はあまり興味が無かったのに、離れてから興味を持つとは面白いものですね。
なので、鳳のだんじりをまともに見るのは今回が初めて。
大鳥大社
1200年近く続く由緒ある神社で、
かつては和泉国一宮、官幣大社という最高ランクの神社だったそうです。
大鳥造という建築様式の名前がつくくらいなので、
かなりの歴史と格式があるんですね~
初詣の時には凄い行列ができて、かなり待つ事で有名です。
鳳のだんじりは、てっきり大鳥大社に宮入りするのかと思ってたのですが、
実は境内の中にある美波比神社に宮入りするそうです。
調べて見ると、鳳のだんじりは・・・
・岸和田に次いで人出が多い。
・岸和田よりも古くからやっている。
・だんじり発祥の祭。
現在の堺市では北の地域がふとん太鼓、
南の地域がだんじりっていう傾向がありますが、
昔はどこでもだんじりをやっていたそうです。
だんじり同士の争いで死傷者が出てしまい、
だんじり禁止令が出て、
ふとん太鼓になったそうです。
そんなに大きなお祭りで、歴史もあるなら十分観光資源になりそうですね。
地元の人だけで楽しむのはちょっともったいない。
ウイングス前のパレード。
人出が多いだけに、見る場所を考えないと、子供連れだとキツイです。
彫り物
だんじりの内部にはとっても凝った彫り物があって、見ていて飽きません。
曳航中はそばに寄れるチャンスは多くないでしょうが、
地元で休憩している時にはかなりじっくりと見ることができます。
だんじり1台1億円とも言いますが、これだけ凝っているとそりゃお高くなりますよね~
だんじり好きの人によると、
彫り物見てるだけでご飯3杯食べれるそうです(笑)
堺自然整体院
2015年10月4日日曜日
木曽駒ヶ岳へ
最近は山登りがブームの我が家。
山の雑誌なんかを見てると、日本アルプスの特集が多かったりして、
山の雑誌なんかを見てると、日本アルプスの特集が多かったりして、
一度は行ってみたいな~っと思うようになりました。
とは言うものの、6歳の娘がそんなに高山に登れるわけもないので、
とは言うものの、6歳の娘がそんなに高山に登れるわけもないので、
色々と調べてみると国内に3箇所ほど3000m近い山で、
子供でも稜線歩きができる場所がありました。
そのうちの一つが
中央アルプス最高峰、木曽駒ヶ岳(2956m)
ここはロープウエイで2600mまで上がれるので、
6歳の娘が森林限界を超えた3000m近い山の稜線でテント泊できる、日本でも数少ない場所。
そのうちの一つが
中央アルプス最高峰、木曽駒ヶ岳(2956m)
ここはロープウエイで2600mまで上がれるので、
6歳の娘が森林限界を超えた3000m近い山の稜線でテント泊できる、日本でも数少ない場所。
シルバーウィークの混雑を考えて、夜中の3時に堺を出発。
6時半に長野県の駒ヶ根市の菅の台バスセンターに駐車。
堺からは3時間半でした。
堺からは3時間半でした。
そこからバスでしらび平へ移動。
しらび平から駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷へ。
千畳敷は日本一高所にある駅とホテルがあります。
混雑時はロープウエイでかなり待たされます。
今回は1時間半。
酷い時は2,3時間待つそうです。
千畳敷の駅を出るといきなり目の前に千畳敷カールの絶景が!
酷い時は2,3時間待つそうです。
千畳敷の駅を出るといきなり目の前に千畳敷カールの絶景が!
ここは大昔に氷河が山を削って丸い谷ができたそうです。
7~8月に来ると高山植物が咲き乱れて天然のお花畑になってるそうです。
ロープウエイを下りてすぐ、いきなりコケかけて親指を捻挫してしまい、
ロープウエイを下りてすぐ、いきなりコケかけて親指を捻挫してしまい、
旅行中全く使えなくなるというアクシデントから山登りは始まりました・・・(-"-;)
この写真の山の裏の裏にある山頂を目指して歩いていきます。
本来は8月に行くつもりだったのが延期になったおかげで、山の季節は秋。
この写真の山の裏の裏にある山頂を目指して歩いていきます。
本来は8月に行くつもりだったのが延期になったおかげで、山の季節は秋。
冬用シュラフや防寒着が荷物に追加されて、凄い大荷物。
荷物を締めあげて圧縮して、なんとか75Lと48Lと18Lのザックに収めることができました。
自分のザックは23kgもあって、担ぐのが一苦労。
重い荷物を背負っての山登りは普段と全く違い、かなりキツかった・・・(T_T)
もう少し遅ければうちのテントだと場所の確保がやばかった。。。
テントの横で夕食。
山小屋でワインとビールを買ってうま~!(≧∇≦)
オートキャンプのように便利ではないし、
美味しい料理を食べれるわけではありませんが、
ロープウエイで一気に高度をあげたせいかプチ高山病?
家族全員目眩のようにフラフラしてました。
山では刻一刻と雲の様子が変わります。
雲が山を登ってきてあっという間にガスに包まれたり、
秋の青空が見えたり、夕方には素晴らしい景色が見れます。
夜のテント場
色とりどりのテントがとてもきれい。
空には下界では見れないほどの満点の星。
天の川もくっきりと見れました。
夜の気温は4℃!
フリースやダウンを着こみまくりです。
朝は4時半起床。
既に空が白み始めていて、素晴らしい朝焼け。
色とりどりのテントがとてもきれい。
空には下界では見れないほどの満点の星。
天の川もくっきりと見れました。
夜の気温は4℃!
フリースやダウンを着こみまくりです。
朝は4時半起床。
既に空が白み始めていて、素晴らしい朝焼け。
ご来光を見るために駒ケ岳山頂へ。
日の出はやっぱりいいですね~!
右の方に富士山も少し見えています。
右の方に富士山も少し見えています。
駒ケ岳山頂
もう真冬の格好です。
ずっと続くアルプスの稜線。
森林限界を超えてるので一本も木が無く、
見晴らし最高!
歩いているだけで楽しい。
山の季節は早く、既に秋の紅葉が始まっていて、
来週~再来週には見頃を迎えそうです。
ちょっと分かりにくいけど、
中心部分に木曽駒ヶ岳の影が雲に映っています。
これだけの高山になると雲上の世界なので、
見る見るうちに雲の状況が変わります。
満点の星・夕日・朝日、みんな素晴らしい。
次に来る時は2泊くらいなんにもしないで、
空を眺めながら、酒飲んでのんびりしたいですね~(^^)
堺自然整体院
登録:
投稿 (Atom)