2016年10月25日火曜日

釈迦ヶ岳でトレッキング

近畿地方の先陣を切って大峰山脈が紅葉真っ盛りになったので、
釈迦ヶ岳で娘とトレッキングに行ってきました。



















釈迦ヶ岳(1800m)は奈良県の十津川村にある山で、日本二百名山の一つ、
近畿地方で4番目の標高のかなり高い山です。

堺自然整体院から車で3時間。
国道を外れてから狭い山道を1時間走ってやっと太尾登山口にたどり着きます。

登山口には駐車場やトイレがあります。
ここからだと片道3.5km、標高差500mくらいの、比較的楽な山登りができます。

大人だと登山口から山頂まで2時間くらいなので、
休憩も含めて4,5時間あれば良いのですが、
うちの娘はのんびりさんなので8時間かかりました。。。(´ - ω -`)
 


見晴らしの良い笹原の尾根をいくつも繋いで歩く。
雲海も見れてめっちゃ爽快!






















去年行った大台ケ原に負けないくらいの気持ちの良い山だけど、
観光地化されて何百台も車が押し寄せる大台ケ原と違って、
車は10台くらいしか来てません。

常に人に気を遣って歩かないといけない大台ケ原と違って、
ほどよい落ち着きが魅力ですね(^^)
 

所々シロヤシオやカエデやブナの紅(黄)葉が綺麗なポイントがありましたが、
例年に比べると天候のせいで今年はイマイチだそうです。















五色の落葉の絨毯。
足元も良い感じ。
















釈迦ヶ岳と言うだけあって、山頂には釈迦如来像。

これは大正時代にたった一人の男性が三分割して麓から山頂まで担ぎ上げたそうです(@_@;)



 


















釈迦ヶ岳は世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる
「大峯奥駈道」が通っている信仰の山なので、
山頂に仏像があったり、
どこからともなく、修験道の山伏の法螺貝の音が聞こえたり、
普通の山とは少しだけ雰囲気が違います。
 
命を守る装備がほとんど無い1300年前から、
修行のために身体一つで命懸けで、
近畿で最も山深いエリアの150km以上の険しい道を、
何日にも渡って駆け巡った修行僧を思うと、
煩悩だらけの自分でも、
ちょこっと敬虔な気持ちになれます(-人-)


写真だとちょっと分かりにくいですが、
峰々が八重に連なる大峰山脈。
山頂は大峰山系でも一番の360度の大展望!


















これでも一応登山道。















山を駆け上がる雲。
高い山は雲が楽しい♪

















秋の山を満喫した週末でした(^^)


大阪-堺自然整体院

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