2017年6月13日火曜日

残雪の立山へ

週末は娘と北アルプス立山連峰の雄山へ。



雪の深い時期には子供は絶対連れて来れないけど、
急斜面の雪が消えるこの時期なら雪山気分が味わえるこの季節。

立山登山は過去に三度計画しながら、
天候や体調のせいで全て延期になっていました。
今回も土曜は荒天必至だったので諦めてましたが、
金曜日の夕方の詳細な予報を見ると、
11時までは天候は持ちそうな感じ。

土曜の朝に出発して夕方に山小屋に到着する計画を急遽変更して、
急遽荷造りして23:00に出発

堺自然整体院から立山までは高速を飛ばしても4時間半はかかります。
結構しんどいです(^_^;)


現地で仮眠を1時間だけとって朝一のケーブルカーで登り、
11時までに小屋に到着するという行動にしました。

立山ケーブルカーの立山駅。

この日は始発が7:00
当日券は6:20から発売開始。

週末などはかなりの待ち時間が出るようなので、
日程が決まったら立山黒部アルペンルートのホームページから
WEB切符予約をお勧めします。

立山駅には登山用品のレンタルもあります。
もし登山用品の忘れ物をしたら覗いてみると良いかも。



立山ケーブル



ケーブルカーには珍しく荷物用の貨車も付いています。
混雑時には大きなザックはそちらに預けるかも。

ケーブルカーの次に立山高原バスに乗って、室堂を目指します。

有名な雪の大谷



室堂ターミナルから徒歩5分くらい。
雪解けが進んだ今でも高さ12m。
4月は19mあったそうです。

この高さがずっと続いていると思ってたけど、
実はこんなに高いのはほんの数十m
高さ5,6mくらいの所が大半でした(^_^;)


室堂(山の麓)パノラマ
↑クリックで拡大できます。

ここまでは誰でも立山黒部アルペンルートのバスで来れます。
4月~5月の快晴なら絶景見れます。


室堂までは観光客だらけですが、
ここからは登山の人だけ。

初日は荒天だったので写真がありません(^^ゞ

アルプスの高所でしか見れない
天然記念物の雷鳥のオス♪
1mくらいまで近寄っても全く人を怖がりません。



雷鳥という名前の通り、
晴れた日よりも荒天の日に見かける事が多いそうです。

雷鳥のメス
めっちゃ保護色
どこにいるか分かりますか?



登りはじめて大人なら1時間。
うちの子は2時間で一の越。

なんとか荒れる前に到着できました。
昼頃からは大人も立てないくらいの暴風雨雪。
建物がグラグラ揺れるほどでした(・・;)

初日に泊まった一の越山荘
よくこんな所に作ったもんです。

混雑する山小屋は相部屋になりがちですが、
この日は宿泊者が7名だったので、個室対応。
若いスタッフの人はとても優しく、気持ちよく滞在できました。

多くの登山者がここでトイレを借りたり、
飲み物を飲んで休憩していました。



二日目は一の越山荘から登山開始。

霊山だけあって、あちこちに祠
これは二の越の祠
一の越~二の越~三の越~四の越とあって山頂が五の越。
祠を探しながら登るのも楽しい(*^^*)




前夜に雪が降ったので、上部はまさかの岩と氷と雪のミックス。

手を使って登る山は子供が喜びますね~!
(親はヒヤヒヤですが)



登りはアイゼン無しで行けましたが、
下りはチェーンアイゼン着けました。

一の越山荘から大人なら1時間(うちの子は2時間)で雄山山頂。

日本三大霊山の立山は山頂に神社あります。
夏には神主さんが在中して御祈祷を受けれます。




山頂にて





祠の前には名前が書かれている石がたくさんあります。
常願寺川の川原から石を持ってくると願いが叶うと、
山頂で出会った人から聞きました。



初の3000m超え\(^o^)/

3000mと聞くと凄そうですが、
富山県では小学校の遠足で登る山。
うちの娘は体力無いので、
それを二日がかりで登るという・・・(笑)


山頂から360度


稜線の向こうに
いつか登りたい山No.1の、劔岳。
朝一はガリガリに凍っていたので、
縦走せずに雄山から引き返す人も多かったです。



絶景ソリ滑り
苦労して登ったので、
めっちゃ長い距離を滑れます♪





苦労の甲斐あって最高の山登りでした\(^o^)/

次に行く時は、雄山の往復だけでなく、
立山連峰をグルっと一周縦走してみたいですね!

堺自然整体院




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