2017年11月20日月曜日

御在所岳 本谷へ

山は紅葉も終わりが近づき、冬の足音が聞こえてくるようになりました。




冬になる前に一度は行っておきたかった御在所岳。
今までは中道(中登山道)からしか登ったことが無いので、
バリエーションルートの本谷を登ってみることにしました。


事前に調べると、
危険、迷う、怖い、下りで使うと死ねるとか、
恐怖心を煽る情報が多かったので、
出来る限り情報収集を重ねました。


鈴鹿スカイラインの中道近くの無料駐車場



ここから少しスカイライン沿いに数分登ると




中道の登山道入り口が見えます。
登山届のポストもあります。




登山道の入口の登山ポストで登山届を出す予定でいると、
・出し忘れる
・ポストが見つからない
・紙やペンが切れてる
結構出し忘れることあるので、
最近はコンパスというサイトでネットから事前に提出するようにしています。


御在所岳は通常はこの登山口から中道を登るのですが、
今回はそちらに行きません。

壊れそうな鉄の橋を渡って、
数分登ったとこにある山の家の右側を抜けて、

この写真の場所を抜けると、本谷の沢に入れます。




御在所の沢は他の山に比べると大きな岩がゴロゴロしていています。



岩が大きいので手を使って登ることが他の山よりとても多く、
ちょこっとボルダリング的に遊びながら登れます。

※沢歩きやボルダリングに少しは慣れてから来ないと辛いし危険です。






不動滝
滝の上部に落ちてきた大岩が挟まっています。
チョックストーンと言うそうです。

距離があるので写真では分かりませんが、
自動車よりも大きく、小屋くらいある大岩です。
こんな岩が落ちてくる時ってどんな状況なんでしょう?(@_@;)




ここは過去に死亡事故も起きているくらい危ないので登れません、
左から巻き(迂回)ます。

不動滝の上部にある分岐
この倒木がある方へ行きます。




ジョーズ岩
ジョーズの頭のように突き出した岩。



この岩は下から抜けることができます。
ちょっと身体を捻ったり工夫がいるので面白い(^^)




途中でロープウェイの部品が落ちてました。
上から落ちてきた?(@_@;)



周辺にはゴンドラの部品らしきものも散乱してます。
ゴンドラごと落下する事故でもあったんでしょうか?(・・;)


谷の上部から振り返るとめっちゃ見晴らしが良いです。




本谷は途中からロープウェイの斜め下を歩きます。
ロープウェイを越えてしまうとルートをミスしているので、戻りましょう。

これを越えると一の谷新道に合流して、じきにロープウェイ山頂駅です。


ちなみに自分が下調べしたルートのメモです。
参考になれば(^^)
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山の家の手前を右
分岐 左
不動滝(チョックストーン) 左から巻く
分岐 右
分岐 真ん中
分岐 左
大黒滝 左から巻く
大黒滝から3分で右
ロープ使わない
10分でジョーズ岩
20分で分岐 左大黒岩 直進一の谷新道
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山頂駅周辺にはレストラン等もありますが、
今回はレストランも山頂もパスして下山。

下りは裏道から。



裏道も結構岩がゴロゴロしていて、手を使いながら下りる事も多い道です。

岩のおかげで段差が大きいので、小さい子にはしんどいかも。


要所要所には道案内の看板もありますが、
ロープウェイで上がってきた家族連れの人は山頂に行くつもりで下山道を歩いている人もいました。



迷ったら無理に進まずに、一旦現在地が確認できる場所まで戻りましょう!




山登りするなら地形図とコンパスで読図しながら歩くのが基本ですが、
それが難しい人はスマホのGPS登山アプリで現在地を確認しながら歩くと迷うリスクが減ります。


今回裏道から中道へのショートカットのルートを歩いたのですが、
元々分かりにくい道の上に、落ち葉がたっぷりとつもっていたので、
ほぼ道が見えず一番ルート探しに気を使いました。

難しそうな場所が遭難する場所とは限りません。


裏道→中道へのルートは注意力を必要とするルートみたいなので、
慣れた人と一緒でない場合、裏道で下山して駐車場に戻るなら
スカイラインまで下りて道路沿いに戻ったほうが楽なようです。


中道の写真。



ボロボロと崩れやすい花崗岩の登山道なので、
人が歩くとどんどん削られていきます。
場所によっては元の尾根から2,3m削られて深い谷になっている所も。。。
歩くだけでも環境破壊になっちゃいます。

冬のアイゼンで更に削られてしまうので、
こういう場所でのアイゼン使用は必要最小限にしたいとこですね。



大阪-堺自然整体院




2017年11月9日木曜日

讃岐キャンプ

3連休は娘と二人で四国へキャンプに行ってきました。



娘が希望した、海辺で電源付きサイトという条件は結構厳しく、
1ヶ月前に探し始めたらメジャーなキャンプ場は満席だらけ。
四国まで捜索範囲を広げてやっと見つけたのが、

香川県の高松市庵治町にある太鼓の鼻オートキャンプ場

テントサイトは10サイトくらいの小じんまりとしたキャンプ場ですが、
今まで行ったキャンプ場の中でも抜群にキレイで、
シンクやトイレの手入れの行き届きっぷりに驚きました。
管理人さんの努力の賜物ですね!
清潔さんに拘る奥さんがいるご家庭にはかなりオススメです。

サイトは少し狭めですが、ヘキサタープ+ドームテントくらいなら十分大丈夫。
目の前が海なので、夏に来たら楽しそうです。
サイトにシンクもあるので快適です♪


堺自然整体院から太鼓の鼻オートキャンプ場へは、
すんなり走れば3時間で着きますが、
何と言っても3連休の初日。
渋滞必至なので、気合を入れて5:30出発で出ると、8:30には現地に着いてしまい、
買い出しをしようにもスーパーすら開いていないという事に・・・(^_^;)




我が家の秋~春の父娘キャンプのスタイル。

・ロッジシェルター
・ミルフォード23
・お座敷スタイル
・電気カーペット+焚き火テーブル×2+封筒シュラフ×2+板=コタツ
・フジカハイペット

↑キャンプ好きな人にだけ分かってもらえればいいです(笑)

2人で電源サイトならかなりの寒さでもぬくぬく快適~♪



二日目は香川一の観光地こんぴらさんへ。
門前にも呼び込みのおじさん多数の駐車場はありますが、
そこでお土産を買わされるようなので、
琴平駅前にある公営の駐車場を利用しました。



駅前の駐車場を利用すると、徒歩10分くらいの門前町への道中で
大阪では絶滅しつつある昭和の薫りのする商店街を通れるのでオススメ。



階段が長いことで有名なこんぴらさん
参道から本宮までは785段あります。
普通の人には結構しんどい階段ですが、
前半は参道の両側にお土産屋さんが連なるので足を止めながら上がる事ができますし、
境内に入ってからも色々と見るポイントがあるので、
ゆっくりと見物しながらなら普通の体力があれば大丈夫です。



どうしても自信がない人には5000円くらい払ってカゴで運んでもらうこともできますが、
ちょっと恥ずかしいかも。。。

せっかくの香川なので讃岐うどんを食べました。
香川はうどんがめっちゃ安くて、町の製麺所なら200円くらいなのに、
観光地価格で600円近かった・・・



見えてきた大門。
大門から奥が境内になります。



大門まで来るとだいぶ見晴らしが良くなります。
結構登ってきたんですね~



参道に入るとそれまでの喧騒な感じが無くなって、
神社らしくなってきます。



こんぴらさんは海の神様ということで、
奉納された巨大なスクリュー。



堀江謙一さんが太平洋横断したヨットも奉納されてました。


本宮よりも立派な旭社。



旭社の右側に大きな瓶があって、
みんながお賽銭的に1円玉を浮かべるのに挑戦していました。
簡単そうですが、油断すると上手く行かないのが、面白い。



旭社から一踏ん張りで本宮です。



ここまで来ると達成感アリアリ。
展望台からは讃岐平野が見下ろせます。



山登りもする竹田家ではこの785段くらいでは歯ごたえがないので、ここから更に583段登った奥社へ行く予定でした。


ところがなんと・・・


大雨によって道が壊れてしまい、奥社への道が通行止め!(TOT)



奥社限定の天狗のお守りを手に入れる予定でしたが、
今だけ特別に本宮でも売ってくれてたので、良しとしましょう。

帰り道で寄った、参道にある、日本酒金陵の資料館、「金陵の郷」
酒造りについて色々学べたり、お酒を買ったりできます。



無料ですし、限定酒もあるし、30分くらいで回れるので日本酒が好きな方にはオススメです。



香川県ではこんぴらさんと並ぶ有名観光地

「栗林公園」



日本でも指折りの日本庭園ということで行ってみました。

感想は「デカイ!」

京都にあるような細やかな日本庭園ではなく、
大きな池がたくさんあって、全部の道を回ろうとすると3時間くらいかかるかもしれません。



3日目は徳島県にある

「剣山」

剣山は標高1995m

・標高は西日本で二番目の山
・徳島県最高峰
・日本百名山。

色んな冠がつくし、写真で見ても木の生えてないアルプス的な山容なので、
登るのはさぞかし大変だろうと思ってしまいますが、
見ノ越駅(1420m)までは車で上がれますし、
そこから1750mまではリフトで上がれます。



たった245m登るだけで山頂に立てるので、
登山というより観光で来れてしまう山です。

実際に行ってみると、

・下から登ってきたガチな登山者
・小さい子を連れた家族
・かなりの高齢者
・スカートで厚底ヒールのお姉さん
・中国からの観光客

かなり色んな人が来られてます。


1時間前後の山歩きで登れてしまうので、
時期や天候さえ良ければ誰でも大丈夫です。


ただし、標高が2000m近い山なので、
時期や天候が悪ければきちんとした装備が無いと大変な目に遭うので、
雨具等の最低限の山装備は必須です。

この時期だと日によっては朝に霧氷や凍結があるほどです。


山頂付近は笹原になっていて、自然保護のために木道になっています。




山頂から見える次郎笈。

剣山は太郎笈、隣の山が次郎笈、兄弟の山なんですね~


ここを歩くのは最高に気持ちよさそう。

剣山はこのあたりで一番高い山なので360度の展望で、
天気が良ければ和歌山や鳥取の山まで見渡せます。



この日は快晴だったので白くなっている大山を見ることができました。



山頂には宝蔵石神社があります。

大きな山に登ると神社や祠があるところが多いですね。

八百万の神々を信仰していた日本人ならではですね。

山頂には食事や宿泊ができる山小屋剣山頂上ヒュッテがあって、
食事や宿泊もできます。

その他剱山山頂にはきちんと整備されたトイレもあります。


山頂はもう紅葉は終わってましたが、
中腹くらいが見頃を迎えていました(^^)





大阪-堺自然整体院