2018年1月23日火曜日

御船の滝へ氷爆ハイキング

今年は例年よりも冷え込みがきついので、
そろそろ氷爆も見れるかと思い、
奈良県川上村にある「御船の滝」氷爆ハイキング

氷爆とは?


・滝が氷結する事。
・氷結した滝。

つららが何百本と連なっていて本当に美しいです。

金剛山や六甲山でも時期によっては見れますが、
ちょっと険しい登山道の途中なので普通の人にはちょっとハードルが高いです。

人工の氷爆なら御在所岳にロープウエイで上がれば見れます。

御船の滝は比較的安全な道なので、
これくらいの装備があれば行けると思います。

・防水の靴
・チェーンアイゼン
・冬の山歩きに適した服
・スタッドレスタイヤかチェーン。




御船の滝へのアクセス

堺市から南阪奈道→309号→169号を使って奈良県川上村の

「井氷鹿の里」(いびかの里)を目指します。

http://ibika.sakura.ne.jp/

堺自然整体院からの所要時間 2時間弱



井氷鹿の里の駐車料金500円
(トイレも借りれます。)




この日は雪道になっていて、
ノーマルタイヤで来られたFRの車が途中でスリップして立ち往生していました。
リアにチェーンを巻いても、フロントが滑ってハンドルが全く効かなくて、
路肩に寄せるだけで30分くらいかかって大渋滞になっていました。

車一台がやっとの狭い山道なので、
ノーマルタイヤの人は雪が見えたら早めにチェーンを巻いたほうが良いです。

井氷鹿の里は、アマゴやマス釣りのできる施設です。



寒いので釣りはしませんでしたが、

・アマゴ生ハム
・イワナの生ハム
・アマゴの筋子

かなりレアなお土産を買えました。
美味しいので行かれるならぜひ!




井氷鹿の里から御船の滝までの所要時間は約1時間
標高差300mくらいを登ります。

うちは子供が雪遊びをしながら登ったので、
2時間以上かかりました(^_^;)

道はこんな感じの林道が9割なので結構安全。



道中にもつららがあちこちにあるので子供の遊び道具に。




つららの下に氷筍を発見!



氷筍とは?

一般的には洞窟内に発生する逆さに成長する氷柱です。
氷の筍(たけのこ)ですね(^^)

洞窟以外でも-3度くらいの融けると凍るの絶妙なバランスの気温だとできるそうです。

少しずつ水が凍ってできるので、空気が入らずに透明な氷になり、
普通の氷よりも融けにくいそうです。

オンザロックに使ったら最高かも?

よく滑るので長野オリンピックのスピードスケート会場のエムウェーブでも使用されたそうです。




林道が急に坂道になるカーブの所に分岐の案内板があります。
分岐からはちょっと山道。

こんなすのこ状の橋も渡ります。



分岐から5分ほど歩くと御船の滝!



この日は7割位の凍結でしたが、
それでも十分に立派です。
写真だとちょっと分かりにくいですが、
高さ50m、つららが一目1000本以上、壮観~!

もっと近づきたいけど、
この日は気温が上がって、
つららが頻繁に崩落していたので離れて見物。

安全のために滝の真下に入らない方が良いです!

滝見ラーメン♪





雪の日は帰りにソリがあると子供は大喜びしますし、早く下りれます。



氷瀑は気温によって凍ったり融けたりするので、
川上村のブログなどで情報をチェックしてから行ったほうが良いかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/kawakamimura/





大阪-堺自然整体院


2018年1月9日火曜日

稲村ヶ岳で霧氷トレッキング

休日は事務仕事を片付ける予定が、
冷え込み&晴天と条件があまりにも良さそうだったので、
急遽やること全部投げ出して(笑)

奈良県天川村の奥地にある稲村ヶ岳へ。




稲村ヶ岳

大峯山系にある標高1726mの山です。
山の形が稲叢のように見えることから稲村ヶ岳という名になったそうです。
修験道の山域なので、戦前までは女人禁制の山でした。
大峰山系では今でも山上ヶ岳が女人禁制ですね。



アクセス

堺自然整体院からは車で南阪奈道を経由して約2時間
天川村→洞川を目指します。
五代松鍾乳洞やごろごろ水を越えて少し進むと母公堂があります。
そのすぐ向かいに無料の駐車場に駐車します。

この日は積雪が無かったですが、
この地域は冬はスタッドレスかチェーン必携です。






母公堂に向かって右側、少し戻った所が登山口になります。
この看板が目印。



母公堂から稲村ヶ岳へのルート

・標高差  約800m
・距離約  約13km
・所要時間 約5~6時間



この日は娘の習い事の送迎時間までに帰宅しないといけないので、
夜明け前からヘッドランプつけて山登り。
暗いと登山道を見つけるのに苦労します・・・



登っている途中から夜明け。
早起きした人だけの特権ですね(^^)





朝日が当たる前の水墨画のような白の世界も美しい。



山上辻までは基本的に林道的な歩きやすい道です。



途中登山道が崩落している箇所や、
新雪で道が無くなっている急斜面をトラバース(横切る)等で
慎重に進まないといけない場所が何箇所もあります。



 パオーン杉と呼ばれる自然の芸術



 日が昇ると標高1500m以上は霧氷と新雪の別世界!



稲村小屋

山上辻にあります。
小屋の前室は使えるので風よけには利用できそうです。



トイレもありますが、冬期は閉鎖されていました。



このあたりから新雪も膝くらいの深さになり、
歩くのはちょっと大変だけど楽しい♪

霧氷も抜群に美しくなります。




快晴に霧氷はひたすら美しい。






説明を追加






大日岳

めっちゃ急峻な岩峰。
登れるようですが、初めての山で締まっていない雪でソロなので、今回はパス。


大日トラバース

大日岳の直下の高い崖を横切らないと行けない場所。
下調べでここを通らないと行けないと分かっていたので通りましたが、
何の情報も無く来たらここに道があるとはまず思わない。



新雪なのでどこを通ったら良いか分からないし、
パウダースノーで崩れまくってアイゼン効かない。
慎重に足場を固めつつ歩くので30m歩くのに10分以上かかりました(^_^;)

つららも立派です。




稲村ヶ岳山頂

絶景~~~!



山頂はとても見晴らしがよく、
山上ヶ岳、大普賢岳、弥山など大峰の山々が一望できます。



山頂に一番乗りかと思いきや、
なんと新雪の展望台に鹿の足跡。
鹿も朝一で展望台の階段登って絶景を見に来た!?




霧氷、快晴、新雪、無風、無人、
最高の条件で自分史上最高の霧氷トレッキングを楽しんできました♪\(^o^)/



大阪-堺自然整体院